「こども宅食えんまる便」がはじめる、新しい取り組み「課題解決型の居場所づくり」の活動報告になります。

場所は長野県立大学の構内、日時は休日におこないました。(対外的に日時は非公開です)対象は「こども宅食えんまる便」とつながっているひとり親家庭、1回目という事もあり、まずは4家庭に向けておこないました。

4月にえんまる便がおこなった利用者アンケート内でも、こどもの身体・健康の事、そしてお母さんご自身の身体について、不安を抱えているご家庭が大変多かったこともあり、医師の先生に直接相談できる場を設けました。医師の先生は長野市内の岡田内科の大林先生です。

相談ブースで各家庭が大林先生に相談、その間こどもたちには、設備が充実した保育スペースで、こども学科の学生さんが楽しく保育をおこないました。合わせて、学習支援もおこない、最後に、いつものかご一杯の食品類を学生さんからご家庭にお渡ししました。

参加してくださったお母さんたちから感想が届いてます。

・昨日は親子共々楽しい時間をありがとうございました🥰
お医者さんとお話しできたこともとても安心に繋がりました。先生方にはたくさんお話しを聞いてくださり、同じ1人家庭の方とは何かを特別話さなくても大丈夫だよと言い合えているようなそんな温かい空間でした。
学生さん達もすぐに名前を覚えて呼んでくださり、笑顔が素敵で○○の遊びにもとことん付き合って向き合ってくださり、私も○○もすぐに安心して関わることができました。少し子どもと離れるだけで私自身もとてもリフレッシュできました。
私はまだひとり親ということに、○○に申し訳なさを感じてしまい、外に出ると父親がいる家庭を気にしてしまったり、胸が痛むことがあるのですが、こうしてひとり親家庭の方たちの集まりがあることで、自分だけじゃない、同じような苦しみを感じているんだなと心強くなりました。
自分にとってもとても心が軽くなる場所でした😊
○○と今日のことを話している時に、楽しかったね、また行きたい!と言っていました。みなさんが本当に温かくて、こんなに優しい居場所があるんだなぁ。と心が元気になりました。感謝しております🥰

・皆さん楽しい時間ありがとうございました🙇‍♀️
子供もとっても楽しかったようで、「次、もしまたあったらナニナニして遊ぼう」と決めていました😊 学生さんたちはよく遊んでくださって安心して見ていられました🥰
長女は昨日作った折り紙大事に保管しています🥰
次女は自分の身体のことを大林先生に相談したときに「次女ちゃんが気にしてること、全然そんなことないよ。大丈夫だよ」とお医者さんに直接言ってもらえたことがとても励みになったようです。
また、大林先生との話の中で、子供は爪を噛む行為で心の安定、心のバランスをとってる場合もあるから無理にやめさせる必要ないんですよとお話しいただいたんですよね。次女が寝る前に噛んでいるので私は辞めさせないと結構注意してしまっていたので、今まで注意してしまっていたことを謝ったんです。
そしたら、ダメと言われてたことを肯定してもらえたことがとても嬉しかったようで顔つきが一気に変わったんですよ。普段病院の先生とは時間がないのでそういう話しはできないので、えんまるの先生方と大林先生にとても感謝しています。

・とても楽しかったようでこども達がまた行きたいと言っています😊バトミントンやフラフープ、折り紙ができて褒めてもらえたこと、自信になったと思います。私も自分の体や子育てのことを聞いていただきよかったです。先生や職員さんたちにいろいろとお気遣いいただきありがたく思います。

※こちらのお母さんは、今までご自分のことはずっと言えずにいたが、えんまるさんなら話ができる、ご理解いただけると思い参加してくださったとのことです。

参加した学生さんからも感想が届き、とても大きな学びの機会になったようです。「こども宅食えんまる便」がはじめた「課題解決型の居場所づくり」の取り組み。各家庭が抱えている課題をひとつひとつ丁寧に解決していくとともに、ひとり親家庭が社会とつながり、安心して生活ができる各種サポート体制を作りをおこなっていきます。