困窮孤立しているひとり親家庭・ヤングケアラー家庭など、生活に困難を抱えている家庭を支える取り組みをおこなっていますが、既存の支援にたどり着くことができない、SOSの声をあげることができない方々は、自分たちの生活のすぐそばにたくさんいます。

一昨年からは公立の大学・高校と連携した取り組みをおこなっていますが(昨年末からは、上田市の公立長野大学との連携も始まりました)親や身内に頼れず、アルバイトで生活費を稼ぎ、日々の生活が苦しいという困窮状態の学生も多く存在しています。また、経済的な困窮だけでなく、ひとり親で育った、家族と縁がないなど、親に頼ることができない、周囲からも孤立して相談できる人がいない、逃げ込む場所がないなど関係性の希薄なこども・若者も多くいます。

そのような困難を抱えているひとり親家庭や、保護者や周囲に頼ることができないこども・若者は、既存の支援制度のはざまにいて、支援の目からこぼれやすく、受け取れる公的なサポートも少なく、孤立しやすい状況に置かれています。

そんなこども・若者に向けての取り組みの一つ、学校内の女子トイレに生理用品の無償配置に加えて、昨年度から地域の児童養護施設・自立援助ホームを退所後、生活がうまくいっていない若者のために、施設と連携して本人の生活状況を把握し、食品をはじめ必要な生活物資の支援おこなってきました。また、18歳までは児童養護施設で生活ができますが、退所後は支援がなくなり、ひとりで生活をしなければらないという現状に対応するため、退所後ひとりひとり必要とする家電製品や生活物資の購入提供をおこないました。(一緒に選んで購入してきました。)

今年度も、今必要な支援にたどり着くことができず、孤立リスクが高まり深刻な状況に置かれている方々、大人と比べ助けての声が一層あげる事のできない困っているこども・若者に向けて。各専門機関・地域の様々な方々と連携し、具体的な支援を通じて、頼れるつながり先を増やしていく取り組みをおこなっていきます。

※同時に大学や学生とも一層の連携をはかり、必要かつ手厚い支援の仕組みにしていくとともに、学生の社会課題~解決のための学びにつなげ、若い世代の発想を積極的に取り入れ、幅広い取り組みに発展させていきたいと考えています。

困窮孤立しているこども・若者、ひとりひとりの実情とニーズにあった、具体的な支援とつながり先が増える事で、現在の生活を安心して過ごすことができ、将来に向けての不安が少しでも軽減されるように。そんな取り組みをおこなっていきます。