
私たちNPO法人えんまるは、「孤立を防ぎ、つながりをつくること」を基本に、困窮・孤立しているひとり親家庭をはじめ、既存の支援が少ない若い世代に向けて支援の取り組みをおこなっています。
ただ、そうした方々がいきなり「助けて」と声をあげてくれることは、実際にはほとんどありません。時間をかけて関係性を築き、ようやく「実は…」と話してくださることが多く、日々の小さな支援の積み重ねこそが大切だと考えています。実際に、これまで長く関わってきたひとりの学生さんが、ある日ぽつりと「経済的にとても厳しくて、毎日の生活がぎりぎりなんです」と打ち明けてくれたことがありました。
この度、困りごとを抱えている方に、ピンポイントに直接支援を届けるために、長野県立大学の学生さんを対象とした「ひまわりプロジェクト 生理用品1年間サポート2025」を始めました。
「ひまわりプロジェクト」とは、必要な支援を必要な人に届けるためのしくみです。奨学金のようなイメージで、今回の取り組みでは、経済的に困難を抱える女子学生さんを対象に、生理用品1年分(12パック)を無償でお渡しいたします。
ただ、このプロジェクトの目的は物資の提供だけではありません。生理用品という必要な物資をお渡しするとともに、困っている学生さんとまずはつながることが、この取り組みの一番の目的です。そこから少しずつやりとりを重ねることで、ひとりひとりの学生さんの状況に合わせた必要な支援を、大学と連携しておこなっていきたいと考えています。
先日、必要としている学生さんに第一回目の配布を無事に実施し、応募のあった学生さんたちに直接手渡しすることができました。(なお、今回の配布は女子学生さんを対象としていますが、生活に困っている学生さんがいれば、もちろん性別にかかわらず、個別の支援を対応をさせていただきます。)
「地域には見守ってくれて、支えてくれている人がいますよ」「必要なときに頼れる人・場所がありますよ」といった安心感を、学生さんひとりひとりに持ってもらい、安心して学校生活を過ごしてほしいなと考えています。
今回の支援の取り組みにあたり、準備から実施まで終始ていねいにご一緒いただきました長野県立大学学生支援係の皆さま、本当にありがとうございました。












