6月21日、22日(23日)長野市内のひとり親家庭さんに食材等をお渡ししてきました。

「こども宅食えんまる便」は、孤立困窮しているひとり親家庭さんの食を守りながら、継続した関係性を築くこと、つながりを何よりも大切にしています。この活動は、自分たちえんまるだけでおこなってはいるのではなく、たくさんのみなさまからお力添えをいただき、そして一緒に取り組みをおこなっています。

今月も食品企業・各種団体・お寺・個人のみなさまからたくさんの食材をお預かりし、お届けしてきました。そちらに加えて、今回は絵本や児童書のプレゼントもお渡ししてきました。

こちらの絵本や児童書は、食材・活動費助成費・情報・広報・研修など、いつも大きなサポートをいただいている「こども宅食応援団」さんからのプレゼントです。

「こども宅食応援団」https://hiromare-takushoku.jp/

「生活が大変」「生活が苦しい…」そんな子育て中のご家庭に食品等を届けながら、つながりを保ち、必要なときに、適切な支援につなぐ「こども宅食」の仕組みを全国に広げる活動をおこなっている団体です。(現在、全国100以上の団体がこども宅食応援団と連携しています。)

親子でゆたかな時間をつくってほしいとの想いが込められた「こども宅食応援団」さんと協賛各社さんの企画。自分に届いた絵本や児童書、こどもたち喜んでくれましたよ!

同じく、困難を抱えているひとり親家庭のお母さん、子どもたちにとって、大きな力になっているのが、長野県立大学こども学科の学生さんです。毎月、大学構内にて一緒に食材等の梱包をおこなうとともに、こども学科の学生さんがひとり親家庭のお子さんの誕生月に、お菓子のラッピングとメッセージカードを作成、食材等と一緒にお渡しています。

自分だけの特別な日を、同じ長野市内のすぐそばにいる大学生のお姉さんたちがお祝いをしてくれている。「だいじょうぶ。ちゃんと見守っているからね。」学生さん達のそんな思いは、こども達の心の支えと力になっています。

食材や物資等を提供してくださる食品企業、団体、お寺、個人、学生のみなさんからの食材等に一緒に込められた思いを困難を抱えたご家庭に「つなぐ」こと。それも自分たち、えんまる便の大きな役割だと考えています。これからも、一緒に活動をしてくださるみなさんひとりひとりの思いをていねいに、大切におつなぎしていきます。