専門学校に通う学生さんにも、必要な支援がきちんと届くように。
NPO法人えんまるではこのたび、「こども宅食えんまる便」の活動の一環として、長野美術専門学校の女子トイレに、生理用品の無償配置を行いました。

この取り組みは、生理用品の提供だけを目的とするものではなく、学校と連携しながら、日々の生活に必要な支援につなげていくための継続的な取り組みです。(長野市内のいくつかの公立高校や県内の公立大学ではすでに同様の取り組みを行っていますが、専門学校との連携は今回が初めての試みです。)

専門学校に通う学生は、将来の目標に向けて専門的な学びを重ねていますが、その一方で、生活や経済面での困難を抱えている学生も少なくありません。

全国的に見ると、私立の専門学校では給付型奨学金の対象にならない学生も一定数おり、経済的に厳しい状況にあるにもかかわらず、十分な公的支援を受けられていない現状があります。実際、ある調査では、専門学生の約半数以上が奨学金を利用しているとされており、多くの学生が経済的に余裕のない中で、なんとか日々をやりくりしています。

学費や生活費を補うためにアルバイトを掛け持ちしながら通学する学生も多く、生活と学業の両立には大きな負担がかかっています。
加えて、この世代は制度上の支援が限定的であるため、困難な状況にあっても適切な支援につながる機会が少ないという課題もあります。外見からも困っていることがわかりにくく、周囲がその状況に気づきにくいという側面もあります。

えんまるでは、こうした状況にある学生さんたちが必要な支援につながることができるよう、生理用品の配置をきっかけとして、学校側と連携を深めながら、物資の提供や相談窓口のご案内など、実態に応じた支援のあり方を進めていきます。

この配置にあたっては、学校の先生方と打ち合わせを重ねながら、必要性や今後の支援体制について意見交換を進めてきました。

必要な支援が、必要としている方にきちんと届くように。
地域のさまざまな方と連携しながら、今後も取り組みを続けていきます。