「こども宅食えんまる便」の取り組み、引き続き毎月１回（10月18日、11月22日）、ひとり親家庭さんのお母さんとこどもたちに食材をお届けしています。活動を支えてくださるご支援者の皆さま、いつもありがとうございます！

10月の長野県立大学構内を利用しての課題解決型の居場所の取り組みは、歯科医師の先生を招いての相談会をおこないました。困りごと、悩みを抱えたご家庭に参加していただき、その間こどもたちは、こども学科の学生さんが楽しく保育をおこなっています。

歯科医師の先生による個別相談は、普段おこなっているような簡単な歯科検診だけでなく、母子ともに時間を掛けて歯科医師に様々な相談をおこないました。以前から、身体、特に歯や口の中の事は、悩みがある、困っている。という事を聞いていたので、今回の歯科医師の先生による個別相談は非常に良い場になりました。

相談を受けたお母さんからの感想がたくさん届いています。

・普段の歯科検診はパッと口の中をみて、虫歯の確認で終わってしまいますが、今日は、時間をかけてみていただき、不安なこと、わからないことなど、たくさん先生とお話ができてよかったです。

・普段のケア、歯ブラシの種類や使い方など、いろいろ聞けてありがたかったです。

・先生とはお母さんの立場からのお話もしてくださり、たくさんの時間もまだ足りないくらいでした。

・普段の歯科検診や普通の歯医者さんに行っても絶対聞けないことも、ゆっくりお聞きできる時間をつくっていただき、ありがとうございました。

・先生は、母親に寄り添ってくださり、ていねいにわかりやすく教えていただき、明日から少しずつ実行してみようと思います。貴重な時間をつくっていただきありがとうございました。

11月19日は、長野県立大学で長野市がおこなう第4回ながの子ども・子育てフェスティバルが開催されました。他の子育て支援団体さんと一緒に、えんまるもひとり親の親御さんの相談と子どものサポートとしてブースを出展。合わせて、長野県立大学こども学科×えんまるで「～ひとりおやかていそうだんしつ～」の会場を２階に設置して、学生さんと一緒に取り組みをおこないました。（当日の様子は、長野市のHPにて掲載されています。）

今年度から動き始めている、長野市内の児童養護施設の松代福祉寮さん、同じく長野市内の児童養護施設の三帰寮さん。長野市のおとなり千曲市の児童養護施設の恵愛さん、長野市内の自立援助ホームの夢住の家さんとの連携の取り組みもどんどん進んでいます。

今年も残りあと1か月僅か。最後の12月のお届けも、ご支援者の皆さまからのクリスマスプレゼントとして、素敵なお届け物をお渡しできるよう準備を進めています。