12月17日、18日、19日にかけて、「こども宅食えんまる便」とつながっている長野市のひとり親家庭さん等へ、12月度のお届けをおこないました。
食品企業の皆さま、各種団体の皆さま、お寺さん、農家さん(今月も、飯綱町の農家の皆さんから、たくさんのりんごのご提供をいただいています)、地域の個人の皆さま、そしてAmazonほしいものリストを通じて全国から応援してくださっている皆さま。本当にたくさんのご支援を、いつもありがとうございます。

今月度は、長野地域振興局、農林水産省関東農政局、そしてサンクゼール財団のご担当者さまにも、活動の様子をご覧いただきました。さまざまな方面からの物資の支援や、地域・企業との連携のあり方について、現場の様子を通してご覧いただく機会となりました。

また、長野県立大学での梱包作業には、先月に続き、つくば開成学園長野の生徒の皆さんも参加してくださいました。今月も、県立大学の学生さん、生徒の皆さんと一緒に、楽しく、にぎやかな雰囲気の中で梱包をおこないました。

12月は、サンタさんがやってくる、こどもたちにとって特別な月ですね。
今月のお届けでは、資金支援者の皆さまから、ひとり親家庭さんへのクリスマスプレゼントとして、クリスマスケーキをお渡ししてきました。

この取り組みは、以前ひとり親のお母さんたちから、「クリスマスは、こどもが学校で友だちとプレゼントやケーキの話をするので、つらいです…」「まるいケーキは知っているけれど、食べさせてあげたことがなくて…」そんな声をお聞きしたことがきっかけで、毎年続けているものです。

※困窮を背景に、クリスマスのプレゼントや特別な体験を用意できない家庭が多いという傾向は、過去の実態調査でも確認されています。あるNPOによる調査では、困窮家庭の約55%が「クリスマスプレゼントを用意できなかった」と回答しています。これは、経済的な理由でおもちゃやプレゼントを買う余裕がなかったという背景があることを示しています。こうした状況は、コロナ禍以降の物価高騰の影響も大きいと考えられます。

また、今年はクリスマスケーキとともに、助成事業でご支援をいただいているサンクゼール財団様からシャンメリーとお菓子の詰め合わせ、そして長野ろうきん様からの図書カードのクリスマスプレゼントも一緒にお届けいたしました。

こどもたちに喜んでもらうこと、そしてお母さんの負担を少しでも和らげ、日々の気持ちの中に少しひと息、安心してもらえる時間を届けられたら。そんな想いから、資金支援者の皆さま、支援団体さまをはじめとする、さまざまな皆さまと一緒に、今年もたくさんのプレゼントをお届けしてきました。

実際にお届けをすると、さっそくこのようなお声が届いています。

・「今年はケーキなしの予定だったので、本当にありがたかったです。こどももすごく喜んでいました」
・「こんなホールのケーキやお菓子をいただけると思っていなくて、息子もびっくりしていました」
・「物価高騰でケーキは諦めていたので、本当に感謝しかありません」
・「図書カードでこどもに早速本を購入してあげようと思います。ありがとうございます。」

・「少し早いですが、とても素敵なクリスマスを過ごせました」
・「1年間、皆さんのおかげで元気も食品もいただき、無事に一年を過ごすことができました」

長野県立大学こども学科の学生さんからは、12月生まれのお子さんへの手作りメッセージカードのプレゼントもあります。学生さんが毎月ていねいに作ってくださっているこのカードは、こどもたちの特別な宝物になっています。

週末の12月20日には、休日の県立大学構内にて、課題解決型の居場所も実施しました。こどもたちは、こども学科の学生さんと一緒に、安心して楽しい時間を過ごしました。

支援が「モノ」として届くだけでなく、その向こうにある、ご支援をくださる皆さま一人ひとりの想い、そして「こどもたちに、少しでもあたたかな時間を過ごしてほしい」というお気持ちが、しっかりとご家庭に、そしてこどもたちの心に届いていることを、毎月のお届けを通して感じています。

「こども宅食えんまる便」のクリスマス。ご支援者・関係者の皆さまと一緒に積み重ねてきたこの取り組みの中で、今年も、困難を抱えているご家庭の親御さんとこどもたちに、たくさんの笑顔が生まれました。皆さま、あたたかいご支援をありがとうございました。