9月の第3週、68世帯にえんまる便のお届け、そして長野県立大学構内にて「課題解決型の居場所」をおこないました。

先月に続き、厚生労働省「ひとり親家庭等の食事等支援事業」(中間支援団体「一般社団法人こども宅食応援団」)こちらの事業に「こども宅食えんまる便」が採択を受け、食材等支援を受けています。今月は食材に加えてマスクもお渡しができ、ひとり親家庭さんにとても喜んでいただけました。

食品企業、各種団体、お寺、個人のみなさまからも引き続きのご支援をいただき、今月もカゴいっぱいのお届けができました。みなさま、あたたかいご支援をいつもいつも本当にありがとうございます!

上越市 西念寺さま/長野市 円光寺さま/善導寺さま/長谷寺さま

「こども宅食えんまる便」の新しい取り組み「課題解決型の居場所づくり」引き続き、長野県立大学の構内でおこない、様々な困りごとや不安を抱えているご家庭にむけて、今回は松代児童相談センターの専門の先生3名に個室の相談ブースでお話しできる場をもうけました。

※児童家庭支援センター:地域で暮らす子どもたちの福祉に関する様々な課題に対し、ご家庭の相談に応じたり、必要な支援をおこなう地域の専門相談機関。

それぞれのお母さんが一人で抱えていた、悩みや困りごとを松代児童相談センターの宮下先生、増田先生、小林先生が、あたたかく受け止めてくださいました。えんまるとしても専門機関に「つなぐ」だけではなく、専門の先生と一緒に、お母さんたちの課題解決に向けて取り組んでいきます。松代児童相談センターの先生方、引き続きよろしくお願いいたします。

そして今回の居場所は、アサヒ飲料(株)長野支店さんが、みんな大好きカルピスを使った「アサヒ飲料乳酸菌LABO」の楽しいイベントを開催。カルピスという身近な商品を題材にして、乳酸菌のひみつをアサヒ飲料の藤本さん、池田さんが楽しく教えてくださいました。

カルピスの味をつくる乳酸菌の特徴が少しずつわかってきた後は、お楽しみの実験です!特殊な顕微鏡を使ってカルピスを観察。自分で直接スポイトで、牛乳やカルピスをたらしてスマホ画面で確認。カルピスのすっぱい正体、乳酸菌は見えたかな!?

乳酸菌や酵母菌がスマホの画面に写ると…こども達は「これかな!?」「動いている~!すごーい!」と大興奮。

次は乳酸菌が作るすっぱさを調べてみました!すっぱさを調べる紙(リトマス試験紙)を使って、牛乳、カルピス、レモン汁のすっぱさを比べてみました。リトマス紙の色が変わっていく瞬間をみて「変わった、変わった!」と、子どもたちが真剣に色を見比べていましたよ。

学生さん達も「実験も今回来てくれた小さいお子さんからお母さん達まで含め、みんなで楽しみながら学ぶことができ、とても楽しかったです!」 「私もお子さんと一緒に前のめりになって聞いてしまいました。初めて聞いたお話だったため面白かったです」そんな感想も。乳酸菌LABOの後は、プレイルームで学生さんと楽しく一緒に遊びました。

今回のアサヒ飲料さんのイベントを通じて、身近なカルピスでも、いがいと知らないことがあることがわかり、新しい発見もたくさんあったと思います。

「今までじぶんが知らなかった」「こんな新しい世界があるんだ…」そんなことを知り、経験をすることで、何かにつながったり、次に進めるきっかけになってくれたらいいな…と思っています。(今回も学校に行くことができないこども達も参加していましたが、アサヒ飲料さんのイベントは、ニコニコ笑顔で参加してくれました!)アサヒ飲料長野支店の藤本さん、池田さん、この度は楽しいイベントを開催していただき、本当にありがとうございました!

民間企業、専門機関、各種団体、お寺、個人のみなさま。そして県立大学の学生さん、みなさんと一緒に、こども達の明日をつくりだしていきたいと考えています。引き続きよろしくお願いいたします!