「こども宅食えんまる便」の新しい取り組み「課題解決型の居場所づくり」第2回目を長野県立大学の構内、6月の休日におこないました。(対外的に日時は非公開)こどもと親御さんご自身の健康、身体について、不安を抱えているご家庭に向けて、長野赤十字病院の大島章先生に直接相談できる場を設けました。

個室の相談ブースでお母さんが大島先生に相談、その間こどもたちは、こども学科の学生さんが楽しく保育。最後に、いつものかご一杯の食品と、ドミノ・ピザさんの焼きたてピザをご家庭にお渡ししました。

参加者のお母さんから「大島先生にいろいろと教えてもらえてよかったです!」「不安な事がありましたが、大島先生に直接お話をきいてもらえて安心しました。」「医師の先生にゆっくりお話を聞いてもらえる機会なんて、普段絶対ないので、とてもありがたかったです!」そんなお言葉をいただきました。

また、前回に続き、えんまるスタッフにも「実は…こんな事があって…。」「○○ことで…」と打ち明けて、そして相談してくれたお母さんがいらっしゃいました。毎月のお届けや日々のLINEのやり取りを、あせらずに時間をかけておこなってきたことが、少しずつですが、関係性を築くことができているのかな、信頼を得ることができているのかな。と思っています。

そして、こども学科の学生さんとの遊び(保育)は、こどもたちに大好評!大満足! 学生さん側としては「楽しかったね」で終わりではなく、各項目「活動振り返りシート」を各自が記載、えんまるスタッフを含めLINE上で情報を共有。次回に向けて修正・改善をおこないます。(こども学科准教授の渡邉先生に毎回取り組みの総括をいただいています。)

長野県立大学こども学科の学生さんとの取り組みは、ひとり親家庭の親御さん、こどもたちにとって大変大きな力になるとともに、こども学科の学生さんにとっても、貴重な学びの機会になると考えています。引き続き、こども学科の学生さんとの取り組みにも力を入れて、日々の活動をおこなっていきます。