「こども宅食えんまる便」の活動を始めて来月8月で2年になります。困窮・孤立ひとり親家庭支援をおこなうなかで女性の必需品、生理用品をお届けした際、食品と同様にひとり親家庭さん(特に女の子のお子さんを持つご家庭)に大変喜ばれました。

「生理の貧困」という言葉を耳にする事が増えてきていますが、長期化するコロナ禍で一層深刻化した「生活の困窮」と「生理の貧困」問題は密接に関わっているといえます。※約1割の女性が生理用品の購入に苦労。若年層はより高く。厚生労働省『生理の貧困』が女性の心身の健康等に及ぼす影響に関する調査

さらに家庭の困窮と、様々な家庭環境があり、お金もなく自分で買うことが出来ずに困っているこどもも多く、大人と比べこどもは助けての声が一層あげることができない…。そんな困っている女の子がいます。

NPO法人えんまるは、子育て支援、困っているこども達に向けて活動をおこなう団体です。困っているこども達に向けての新しい取り組みとして、長野県立大学の学生寮のトイレに生理用品配置を始めました。そして長野県立大学の構内、長野市内の公立高校の数校にも、生理用品のトイレ配置に向けて、現在詳細を進めています。

生徒さん、学生さんたちの経済・希望的格差を埋めるサポートをおこない「毎日の学校生活を、安心して楽しく送っていただきたいな。」そう思っています。