記録的な猛暑が続き、食品・ガソリンの高騰も続いてます。そんな中、こどもたちの夏休みが始まっています。給食がなく、家にいる時間も長くなるため出費もかさみ、お母さんにとって、長期の夏休みはとても大変です。

「こども宅食えんまる便」は夏休み前の7月19日、そして夏休み中の昨日8月9日に、ひとり親家庭さんのお母さん、こどもたちに、食材をお届けしてきました。皆さんから「夏休みのこどもたちに食べさせてあげてね」とお菓子やレトルト食品をたくさんいただき、夏休み向けのカゴいっぱいの食材です!こどもたち、お母さんたち、とても喜んでくれましたよ。ご支援者の皆さん、いつもありがとうございます!

宅食のお届けの他にもどんどん動いています。引き続きの長野県立大学構内を利用しての課題解決型の居場所の取り組みは、困りごと、悩みを抱えたお母さんたちが参加していただき、その間こどもたちは、こども学科の学生さんが楽しく保育、こどもたちとっても、大切な居場所になっています。

そして、昨年大好評だった夏休み企画を今年もおこなっています。楽しいおもいでを作ってほしいと、親子で出来るお買いもの企画として”Bakery Cafe CoCo”さんで使える、お買い物LINEクーポン(紙チケット)をえんまる便と繋がっているひとり親家庭さんにお渡ししています。昨年の様子はこちらで報告しています。

今年の夏休み企画は、キリン福祉財団さまからの助成金を使用させていただいています。(キリン福祉財団さまから、社会課題解決に向けての取り組みとして、食材購入費等の助成を受けています。)

お母さんたちからも、「早速CoCoさんに行ってきました。パンとてもおいしかったです!」「いろいろなパンを選べて楽しくて、おいしかった!と息子がとても喜んでいました。」たくさんの感想が届いています。

7月20日には、長野市の長野県自治会館にて、こども宅食応援団さんが主催するた「親子の支援を語ろうキャラバンin長野」の対話イベントがおこなわれました。長野市のこども宅食の事例報告として、えんまる便の活動を約20分お話をさせていただきました。

こちらは、県立大学構内の宅食梱包の様子と合わせて、NHKイブニング信州さんにて21日の夕方、夜のニュースで特集にて放送されました。NHKイブニング信州さんのHP内に動画掲載いただきました。ぜひ、ご確認いただければと思います。https://movie-a.nhk.or.jp/sns/Ast/f9tft3r6.html  ※NHKイブニング信州HP:https://www.nhk.or.jp/nagano/eve/doga/report.html

また、以前から各種連携をおこなっている長野市内の児童養護施設の松代福祉寮さん、同じく長野市内の児童養護施設の三帰寮さん。長野市のおとなり千曲市の児童養護施設の恵愛さんとも新たな取り組みをはじめていきます。

具体的な内容として、児童養護施設を退所後(原則18歳で退所)今現在、生活に困難を抱えている若者・来年3月に退所後、進学等で新しい生活のめどを立てる事が難しいこどもたちに向けて、支援の取り組みをおこなっていきます。合わせて、長野市内の自立援助ホームの夢住の家さんとも、取り組みをおこなうことも決まり、それぞれの施設長・担当の先生と打ち合わせを重ねています。※自立援助ホーム:義務教育終了後、何らかの理由で家庭にいられなくなり、また児童養護施設等を退所し、働かざるを得なくなった、原則として15歳~20歳までのこどもたちが暮らす場所。

えんまるとして出来ることを日々取り組むとともに、生活のすぐそばにある社会課題の可視化(見える化)をおこない、できることを少しずつ持ち寄って、皆さんと一緒に「社会を良くする」取り組みをしていきいたいな。と思っています。引き続きよろしくお願いいたします!